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2010年4月1日
ジャパンエポキシレジン株式会社の吸収合併について
三菱化学株式会社（当社）は、当社の完全子会社であるジャパンエポキシレジン株式会社（JER）を2010年4月1日付で吸収合併することといたしました。
JERは、1979年5月に当時のシェル興産株式会社との折半出資の合弁会社として発足して以来、一貫してエポキシ樹脂事業に取り組んでまいりました。
当社は、2003年11月に、高機能エポキシ樹脂分野における開発力強化および原料ビスフェノールAとのプロダクトチェーン強化を目的に、JERへの出資比率を90%まで引き上げ、次いで2006年4月には、当社の完全子会社といたしました。
強固な事業基盤を誇る汎用品に加え、充実した研究開発より生み出されるJERの各種製品は、LED封止材・IC封止材・特殊積層板など先端の電子電材向け用途を中心に、市場から高い評価を受け、JERのエポキシ樹脂事業は順調に推移しております。
今般、当社は、エポキシ樹脂事業におけるさらなる研究開発の加速や事業運営の効率化を推進するとともに、当社事業とのシナジーを追求し、いっそうの高付加価値分野へのシフトとマーケティング力の強化を果たすため、JERを吸収合併することにしたものです。
